パモウナと綾野の食器棚を徹底比較【まとめ】

パモウナ食器棚ダイヤモンドグロス

食器棚のメーカーと言えばパモウナと綾野が有名なのはご存じでしょうか。食器棚を選んだことがある人しか聞いた事がないかと思いますが。新築やリフォームなどで食器棚を探しているならパモウナと綾野の食器棚を比較してみてはいかがでしょうか。食器棚ではパモウナと綾野製作所が2大メーカーとして有名です。2社の特徴を比較してみました。

 

①会社概要の比較

会社名:株式会社パモウナ

設立:昭和40年12月(創業:昭和30年)

従業員:280名

創業から60年の本社が名古屋にある老舗メーカーで食器棚だけでなくリビング・壁面収納やソファ・テーブルを専門に取り扱っています。

 


 

会社名:株式会社綾野製作所

設立:昭和37年10月(創業:昭和35年)

従業員:114名

パモウナと同じく創業が古い老舗のメーカーです。ソファ・テーブルの取扱いは無いようですが食器棚、リビング・壁面収納はパモウナと同じです。

 

 

②モイスの採用の違い

このモイスの採用の違いが両メーカーのコンセプトの大きな違いと特徴になるのではないでしょうか。

 

でもモイスなんて誰が知ってますかね。モイスって聞いてピンとくる人はほとんどいなんじゃないでしょうか。

 

ではモイスとは一言でいうと『蒸気を吸収し吐き出す素材』です。

 

食器棚には炊飯器など日常的に蒸気を出す家電製品にさらされているため、そのまま放置しておくとカビや雑菌の原因になってしまいます。しかしこのモイスで抑制することで湿気と匂いを取り除くことで、いつでも快適な状態を保つことができてしまうのです。

 

パモウナと綾野製作所の食器棚にはこのモイス採用の違いが大きくあります。

 

パモウナはモイスを採用していません。

なぜパモウナはモイスを採用していないのか?モイスの効果を知れば誰もがあった方が良いように聞こえますがモイスを使うことによってのデメリットもあるということです。そのデメリットによってパモウナはモイスを採用していないということです。

 

パモウナがモイスを採用しない3つの理由(モイスのデメリット)

Ⅰ食器棚は常に清潔を保つ。

モイスの表面はザラザラしていて手で触ると粉がついてしまったりホコリがつきやすく汚れやすい素材でメンテナンスがし難い素材のため汚れてしまっても拭き取りがしにくいといったデメリットがあります。

 

Ⅱ木製家具は湿気に弱いため。

モイスのメリットが逆に弱点になっているという事です。モイスが蒸気を吸収することで水分を含んだ状態が木製家具にとって寿命を短くする原因になってしまうということです。

 

Ⅲモイスはメンテナンス費用が掛かってしまう。

モイスは汚れると吸収性能が低下してしまうというデメリットがあるため3年~5年で交換しなければ本来の性能を維持していけないといったデメリットが確認されているそうです。そのため交換に関わるメンテナンス維持費が掛かるデメリットが発生するということです。交換サイクルとしては早いかもしれません。

 

この3つの理由(デメリット)がパモウナがモイスを採用しないということです。

 

 

綾野製作がモイスを採用する理由

綾野製作所はモイスの利点を徹底的にアピールしています。パモウナとは全く逆の視点です。モイスの素材にすることで湿気と臭いを取り除いて快適な空間を保っていることが大切という主張です。モイスによるデメリットによって採用から4年間、モイス搭載品の出荷台数もが122,000台となりモイスに対するクレームの事例もなく高品質による高い評価を得ているようです。

そして綾野製作所はこのモイス調湿効果の性能を10年間保証をしています。ただし保証対象となるのは全品ではなく平成26年1月1日以降に購入された製品となっています。その他にも保証対応条件が詳細に決まってはいるので詳しく和は綾野製作所のポータルサイトで確認して下さい。

ちなみに保証対象になっているのは「カビ、ワレ、結露」です。

 

水蒸気実験によるモイスの効果

 炊飯器に相当する水蒸気を1日2回(朝・夕)延べ100 サイクル発生させ、家具に対する影響を確認する実験

 塗装合板表面の結露  モイスの裏面状況

    出典:綾野製作所

100サイクルでもモイスの効果が低下しないということ放出をしっかりしているので内部には水分を蓄積していないという実験結果です。

 

モイスに対する考え方のまとめ

パモウナはモイスのデメリットによって採用していなく、綾野製作所はモイスのメリットはもちろんのことデメリットについては科学的な実験結果をもとにして問題ないことを主張しています。

 

パモウナは「清潔感」「長期」、綾野製作所は「湿気と臭い」「環境」といったようメーカーのブランドへの考え方とこだわりが違いがうかがえてきます。

 

 

③素材と品質へのこだわり

素材へのこだわりは両社強いものが感じられます。

パモウナ

パモウナのこだわりは「強度」に重点を置いているようです。そのこだわりは引き出しを10年保証にしている点です。食器棚で一番良く使われるのが引き出しで日常的に開け閉めをすることで壊れやす箇所を強化して品質向上をアピールしている点です。その他にもオープンスペースにアルミバックボードや天板にダイヤモンドグロスを採用し汚れにくく耐久性をの良さを追求していることがわかります。

■アルミバックボード

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パモウナ食器棚アルミバックボード

 

 

 

 

 

 

オープンスペースの後ろにアルミバックボードを採用しています。これによって家具の強度が増し頑丈な構造になっています。

 

■ダイヤモンドグロス

パモウナ食器棚ダイヤモンドグロス

 

 

 

 

 

 

 

ダイヤモンドグロスは耐水性、耐汚性、耐摩耗性にすぐれたパモウナが独自開発した素材です。表層にEBコートを採用しているので汚れが付着しても雑巾などで拭くだけで簡単に汚れが落ちてしまう優れものです。強くてお手入れが簡単な素材ということです。

 

綾野製作所

綾野製作所は「環境」へのこだわりに重点をおいてるようです。フォースターのマークがついた厳選された素材を使用しています。フォースターマークが付いた素材はホルムアルデヒドがゼロか微量の建材です。この難しい用語のホルムアルデヒドの素材が何故環境や人にやさしいのかというと、このホルムアルデヒドがシックハウス症候群を引き起こす原因物質の一つだからです。食器棚に使われる木材や接着剤に含まれるホルムアルデヒドの放散等級が最上位にあたる素材を使用しているということです。

 

このようにパモウナも綾野製作所も異なった素材へのこだわりがあることが分かります。どちらににしても素材へのこだわりや清潔感など耐久性などは考えらているということです。

食器棚はそう何度も買い換えるものではありません。新築や引越しなどのタイミングで一度買ったら長く使うものです。

 

この記事が食器棚選びの参考になれば嬉しいです。